リードが何度も入れ替わった。最後に笑ったのはフィラデルフィアだった。デレク・ヒルが9回に右中間へ2ランを叩き込み、フィリーズが4-3のビハインドを跳ね返して5-4で勝利した。
試合を決めたのは9回のヒルの一打だった。ギャレット・スタブズが生還し、スコアは一気に5-4へ。1打数1安打、今季4本目の本塁打、2打点という数字が示す通り、この一振りがすべてだった。ジョアン・ドゥランが最終回を3奪三振で締め、今季19セーブ目を手にした。防御率はわずか1.69。
WSHは序盤から主導権を握った。1回にルイス・ガルシアがセンターへ412フィートの本塁打を放ち先制。2回にはジョービット・ビバスが右中間へ403フィートのソロを追加し、2-0とリードを広げた。しかし4回、フィリーズが反撃に出る。ブライソン・ストットの二塁打でブランドン・マーシュが生還し、続いてJ.T.・リアルミュートの犠牲フライでアレク・ボームが同点のホームを踏んだ。さらにガブリエル・ジュニアのセンター前安打でストットが生還し、3-2と逆転した。WSHは6回にカーティス・ミードが左翼へ394フィートの2ランを放ち再逆転。ディラン・クルーズも生還し4-3とした。だが9回、ヒルがすべてをひっくり返した。
WSH先発のマイルス・ミコラスは3回1/3を投げ、5安打2失点(自責点0)。セス・ジョンソンは1回を無失点に抑え今季初勝利を手にした。一方、リチャード・ラブレーディは0回1/3で1失点を喫し、今季4敗目を記録した。アーロン・ノーラは5回を投げ2失点、5奪三振だった。
フィリーズは43勝36敗でこれを1勝とした。WSHは41勝39敗。ミードは今季13本塁打、38打点。ガルシアは今季13本塁打、49打点と存在感を示したが、チームの勝利には届かなかった。