ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は会見で、大谷翔平が予定されていた先発登板を回避することを正式に認めた。監督によれば、この決定は前日の朝に大谷本人やスタッフとの話し合いを経て固まったものであり、オールスターブレークを前に膝の状態を積極的に管理する好機と判断したことが背景にある。

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膝については、ある程度の腫れが続いていたことが確認されているが、ロバーツ監督はバッティングのパフォーマンスには実質的な影響が出ていないと説明した。一方で盗塁については意図的に抑制してきたとも述べた。今回の処置では膝から液体を抜く施術が行われる予定であり、監督はその後の痛みへの対応については詳細を把握していないとした。また、飛行や高度による腫れへの影響を考慮し、大谷はオールスターゲームが開催されるフィラデルフィアには渡航しないことも明らかにした。

後半戦への影響について、ロバーツ監督は投手としての起用計画に変更はないと明言した。ブレーク明け最初のシリーズでは指名打者として出場する見通しであり、投手としての復帰については6人いる先発ローテーションの兼ね合いで登板日を調整する必要があるとした。なお、腕の状態には問題がないことも強調された。

ロバーツ監督は前半戦を通じて大谷の起用法について多くを学んだと述べた。二刀流選手として全打席に立ちながら通常の先発投手と同様に投げることを当然視するのではなく、より広い視野で球数や負担を注意深く見守るようになったという。大谷本人との対話を継続し、チームと本人双方にとって最善の選択肢を提示してきたことで、良好な関係が築かれてきたとも語った。

サイ・ヤング賞への意識と今回の決断の関係についても言及があり、監督は大谷が常にオクトーバーに向けた準備を最優先に掲げてきたと説明した。今回の登板回避はその姿勢と一致するものであり、驚きはないとした。なお、この日の試合については山本由伸が翌日に先発を控えていることもあり、ブレイク・スネルがアナハイムで登板できなかった際と同様にリリーフ陣で継投する方針が示された。