ロサンゼルス・ドジャースのデイブ・ロバーツ監督は2026年7月4日の記者会見で、大谷翔平が右上腕二頭筋の張りにより翌日のDH出場を回避すると発表した。ロバーツ監督は「明日はDHとして出場しない。1日かけて完全に回復させ、治療を行う」と述べた。
ロバーツ監督は、上腕二頭筋の張りは予防措置であると説明した。「投球中は問題なかった。最後のスイングの際に張りが出た」と語り、登板そのものへの影響ではないことを強調した。また、大谷がこの試合で110球を投じたことも指摘した。ロバーツ監督によると、数か月前にも同様の張りがあったが比較的早く回復し、出場を欠かすことはなかったという。さらに、その以前の張りについては「あまりにも軽微だったため、この試合の夜まで報告を受けていなかった」と明かした。
ロバーツ監督はオールスターブレーク前の次回先発登板を回避させることも検討していると述べた。「選択肢に入れるべきだと思う。今すぐ決断するわけではないが、あらゆる可能性を排除しない」と話した。オールスターゲームへの登板については「期待はしていないが、ゼロパーセントとは言えない。出場するかどうかは大谷自身が決めることだ」と付け加えた。二刀流選手として身体への負担が大きいことから、「身体が発するサインを読み取り、それに対応することが非常に重要だ」とも述べた。
捕手のダルトン・ラッシングは、大谷との配球について「ほとんどの場面で意思疎通ができていた。自信につながった」と振り返った。一方で、大谷の多彩な球種について「本当に質の高い球が多く、選択肢が豊富。それが一番の表現だと思う」と話した。ラッシングはまた、パドレスが約1週間半前にも大谷と対戦していたことに触れ、「打者として、相手が何をしようとしているかある程度わかってくる」と述べた。イニング間の大谷との意思疎通については、通訳のマークとウィルに頼っていると説明した。「マークが私たちの間でコミュニケーションを取り持ってくれた」と話した。
試合に関してロバーツ監督は、大谷の登板内容について「持っている球の質を考えれば、7回まで投げ切るためにもっと効率的に投げる必要がある。直近の数試合は自分でチャンスをつぶしてしまっている」と述べた。具体的には、1回に先頭2打者を四球で出し、メリルに本塁打を浴びたこと、6回にシンカーが高めに浮いてボガーツに逆方向への二塁打を打たれたことを挙げた。また、サンディエゴ・パドレスとの連続逆転勝利については「私たちは勝利を積み重ねているだけだ。相手は今苦しい状況にある。こういった結果は相手の勢いをそぐことになる」と語った。なお、テオスカー・ヘルナンデスが決勝打を放った後のバットフリップについて問われたロバーツ監督は、「正直、ボールを目で追っていたので見ていなかった。良かったか?それは良かった」と笑いながら話した。