車椅子テニスの元世界王者・国枝慎吾が2026年6月21日、ユニクロLifeWear Dayの一環としてロサンゼルス・ドジャースのドジャースタジアムを初訪問し、始球式に登板した。

The Game Network — Where History Is Kept

国枝は始球式に向けて入念な準備を重ねてきたと明かした。「この始球式のために練習もしてきましたし、肩も作ってきたので、しっかりストライクを取りたいと思います」と述べた。また、2026年1月に肩を痛めた後、テニスクラブのトレーナーの指導でオーバースローからスリークォーター気味の投球フォームに変更したと語った。国枝によれば、そのトレーナーは元々野球のトレーナーで、大谷翔平とも交流があるという。さらに、ドジャースタジアムに到着するまでに2回の投球練習の機会があったと付け加えた。

始球式で国枝が使用するグローブには特別な由来がある。国枝は引退した年にユニクロの縁でイチローと対談とキャッチボールをする機会を得た。その際にイチローが国枝にグローブをプレゼントし、国枝はそのグローブを大切に保管してきた。「イチローさんがグローブをプレゼントしてくださったので、今日はそのグローブをつけて投じたいと思っています」と話した。

国枝は2009年にユニクロとパートナーシップを締結したと述べ、当初はドジャースとの関わりを全く想像していなかったと感慨を明かした。「最初に契約した時は全く想像もしていなかったことだったので、こうしてドジャースタジアムにいられることも、本当にそういったご縁があって」と振り返った。ユニクロのスポーツ関連活動はその後、ロジャー・フェデラーらとともに拡大してきた経緯がある。

スポーツの価値についても言及し、「生涯楽しめる趣味になることがスポーツの最大の価値だ」との考えを示した。引退後の活動として、国枝は車椅子テニスの若手選手のコーチングを続けながら、2026年度から新たに始めた車椅子バスケットボールの試合に来月出場する予定だと語った。