試合は初回で早くも大きく傾いた。ニューヨーク・メッツが打線を効率よくつなぎ、フィラデルフィア・フィリーズ先発アラン・ランジェルを序盤から攻略。そこに立ちはだかったのがメッツ先発ノーラン・マクリーンの圧巻の投球で、6-1という最終スコア以上に一方的な展開となった一戦だった。

The Game Network — Where History Is Kept
 123456789RHE
NYM2300010006140
PHI000000100160

マクリーンは6回を投げて2安打10奪三振、無失点という内容でシーズン7勝目(6敗)を挙げた。93球を投げ、四球はわずか2つ。フィリーズ打線を最後まで自分のペースに引き込み、防御率は3.34となった。今季MVPにも選出された投球で、チームの大量リードを守り切る土台を作った。

得点機は初回から訪れた。0-0の場面でフランシスコ・リンドアーが右越えに420フィートの一発を放ち、ビシェットが生還する形で2点を先制。これがそのまま最終的な勝敗を分ける流れを作った一打となった。続く2回にはルイス・トレンスの左前二塁打でベイティが生還し3-0、さらにリンドアーの右前打でトレンスが生還し4-0。ベンジの右犠飛でソトが生還し5-0とし、この回だけで3点を追加した。6回にはフアン・ソトの中前打でトレンスが生還し6-0とダメを押した。リンドアーはこの日3安打3打点1本塁打と打線を牽引した。

フィリーズ先発ランジェルは4回を投げて7安打5失点(自責点5)と苦しい内容に終わり、今季3敗目(0勝3敗)を喫した。打線も反撃を試み、7回にアレク・ボームが左越えソロ本塁打を放ち1点を返したが、それ以上は続かなかった。ボームはこの日4打数2安打1本塁打1打点だった。

この敗戦でフィリーズは連敗となり55勝45敗。一方のメッツは42勝58敗で連勝を1に伸ばした。マクリーンの快投とリンドアーの一発が光った一戦となった。