試合が動いたのは4回だった。シンシナティ・レッズは同点から一気に5点を積み上げ、フィラデルフィア・フィリーズを11-5で退けた。グレート・アメリカン・ボール・パークに集まった3万3089人のファンは、中盤に次々と飛び出す本塁打を目撃した。

The Game Network — Where History Is Kept
 123456789RHE
PHI020011001580
CIN00250400X11111

この日の主役はサル・スチュワートだった。4打数2安打、2本塁打、3打点。3回には右翼へ356フィートの2ランを放ってチームを2-2の同点に追いつかせ、4回にも右翼へ358フィートのソロを追加した。今季19本塁打、64打点と着実に数字を積み上げる23歳が、打線を引っ張った。ノエルビ・マルテも5打数2安打1本塁打4打点と存在感を示し、エリー・デ・ラ・クルーズは3打数2安打1本塁打2打点、3得点と躍動した。

4回と6回の集中打が試合を決めた

2-2の同点で迎えた4回、マルテが左中間へ371フィートの勝ち越し本塁打を放った。続いてデ・ラ・クルーズが右中間へ387フィートの2ランを叩き込み、スチュワートも右翼へ358フィートのソロ、さらにJ.J.・ブレデイが右中間へ384フィートのソロと、この回だけで5点を奪った。6回にもブレデイのセンター前安打でT.J.・フリードルが生還し、続くマルテの左翼への二塁打でデ・ラ・クルーズ、スペンサー・スティアー、ブレデイが相次いで生還。この回4点を追加してリードを11-4に広げた。

フィリーズ先発のアラン・ランジェルは3回1/3を投げ3失点で今季2敗目(防御率4.19)。救援陣も4回2/3で8失点と崩れ、打線の反撃も及ばなかった。フィリーズはジャスティン・クロフォードの三塁打などで2回に2点を先制したが、中盤以降の猛攻を止められなかった。カイル・シュワーバーが9回に387フィートのソロを放ったが、焼け石に水だった。レッズ先発のチェイス・バーンズは5回3失点ながら今季11勝1敗とし、防御率は2.54。

レッズはこの勝利で42勝49敗とした。フィリーズは51勝42敗で黒星を喫した。