リードが何度も入れ替わった。最後に笑ったのはフィラデルフィアだった。フィリーズが6月28日、クイーンズのシティ・フィールドでニューヨーク・メッツを5-4で下し、4連勝を飾った。試合を決めたのは7回、カイル・シュワーバーの逆転2ランだった。
シュワーバーは5打数2安打、2打点。7回に放った408フィートの本塁打は今季30号となり、打率.256、今季54打点の数字をさらに積み上げた。3回にも得点に絡み、この試合を通じてフィリーズ打線を牽引した。先発のヘスス・ルサルドは5回を投げ4安打1失点、6奪三振96球。勝利投手にはならなかったが、試合の流れを作った。
フィリーズは3回に3点を先制した。ブライス・ハーパーのセンターへの犠牲フライでトレア・ターナーが生還し先制。続いてアレク・ボームの左翼への二塁打でカイル・シュワーバーが生還、さらにブランドン・マーシュの右前打でボームが還り3-0とした。しかしメッツは5回にカーソン・ベンジの左前打でタイロン・テイラーが生還して1点を返すと、6回にA.J.・ユーイングがライトセンターへ382フィートの2ランを放ちゲームを3-3の同点に追いついた。さらにベンジの内野ゴロでブレット・ベイティが生還し、メッツが3-4と逆転に成功した。だが7回、シュワーバーがジャスティン・クロフォードを還す逆転2ランをセンターへ叩き込み、フィリーズが5-4と再び前に出た。カイル・バックハスが今季初勝利、ジョアン・ドゥランが1回を無失点に抑え今季21セーブ目を記録した。
メッツ先発の千賀滉大は5回を投げ4安打2失点、4奪三振。今季7敗目(0勝7敗)を喫し、防御率は9.09。6回に3点を奪われ逆転に成功したものの、最終的にはリードを守りきれなかった。
フィリーズはこれで46勝36敗、4連勝でナ・リーグ東地区2位を堅持している。一方のメッツは34勝48敗で7連敗となり、地区5位に沈んだままだ。