ダブルヘッダーを控えた試合前の会見で、デーブ・ロバーツ監督はまずこの日の投手起用について言及した。第1戦は山本由伸が先発することで、ある程度のイニングを消化してもらい、第2戦の投手陣を守る形になるとの見通しを示した。第2戦の先発については、第1戦の展開次第で決めるとした上で、ブルペンデーとして戦う選択肢が現実的だとの考えを述べた。
会見では、もう一つの大きな話題としてローテーションの調整が取り上げられた。デーブ・ロバーツ監督は、水曜日に大谷翔平が投手として登板しないことを明らかにし、これに伴ってある投手の登板を翌日に後ろ倒しにしたと説明した。狙いは、状態を見極めるための時間をできるだけ確保することにあるとした。
デーブ・ロバーツ監督によれば、投球動作における着地の際の脚への負荷が影響しているとみられ、打撃練習の負荷とは性質が異なるという理解を示した。そのため、投手としての調整には慎重に時間をかける方針だと述べた。実際にブルペン投球で状態を確認したわけではなく、キャッチボールの様子や日々の体調の感覚から判断し、あらかじめ答えが見えている状態でブルペンを行う必要はないとトレーナー陣と話し合ったと説明した。
今後の見通しについて問われると、デーブ・ロバーツ監督は現時点では未定であるとしつつ、日々変わるような短期的な話ではなく、ある程度の期間を要する可能性を示唆した。そして、後ろ倒しにした投手の登板を挟みながら、ローテーションは大谷翔平が投手として復帰しない状態でも当面前に進んでいくとの方針を明言し、復帰時期については明言を避けた。
大谷翔平をこの日のダブルヘッダーで指名打者として起用するかについては、まず第1戦の状況を見て判断するとして、結論を保留した。また、今回の状態が注射による処置の後に生じている点についての懸念を問われると、デーブ・ロバーツ監督は、無理をすればできるかもしれないという可能性を認めつつも、シーズンのこの時期においては、そのリスクに見合うだけの利点が今は見出しにくいとの考えを示した。その上で、大谷翔平を万全な状態で投手として復帰させるための時間はまだ十分にあるとの見方を述べ、会見を締めくくった。