ロサンゼルス・ドジャースのデイブ・ロバーツ監督は2026年6月27日の記者会見で、佐々木朗希のサンディエゴ・パドレス戦での不振について、メカニクスの問題がコマンドに影響したと説明した。
ロバーツ監督は佐々木の内容を振り返り、「ファストボールのコマンドがなく、スプリットのフィーリングもなかった。4人に四球を与え、1人に死球を与えた」と述べた。また、5月に積み上げた好調な流れを考えると今回の後退には驚きを感じているとも話した。一方で、球速は維持されていることから、パワーピッチングのフィーリングを失ったとは考えていないと付け加えた。
メンタル面については、「自信はまだある。ただ、メカニクスが整わない状態では投球を実行できない」と語り、問題はマインドセットではなくメカニクスにあるとの見方を示した。その上で、「メカニクスが万全でなくても、打者を歩かせずに投球を実行しなければならない。それがメジャーリーグだ」と強調した。ロバーツ監督は、なぜ佐々木が登板ごとにメカニクスを再現できないのかについては「答えは分からない。投球のコマンドには非常に精密な動きが求められる」と明かした。
ロバーツ監督はフィラデルフィア・フィリーズ戦での佐々木について、「あのフィリーズ戦で初めて100マイルを記録した。本人も驚いていたし、思ったより早く感覚がつかめたと言っていた」と振り返り、5月の好調を支えた経緯を説明した。また、ウォーカー・ビューラーがカッター、スライダー、チェンジアップ、2シームを組み合わせて打者に対応する形に自身を再構築していると指摘し、この試合ではカーブを使わなかったと述べた。ロバーツ監督はかつてビューラーを指揮していた経験を持ち、「当時の彼なら早めに降板させることはなかった」と話した。
佐々木はタイ・フランスにスライダーを甘く入れて本塁打を許した。ロバーツ監督はまた、メイソン・ミラーをゲームに投入できなかったことが結果に影響したと述べ、「あの試合でミラーを使う必要があったが、残念ながらそれができなかった」と語った。チームは佐々木のメカニクスの課題に取り組み、5月の投球内容に戻すことを目指すとロバーツ監督は述べた。