ロサンゼルス・ドジャースの捕手ダルトン・ラッシングは、2026年6月17日の記者会見で、大谷翔平への配球とコミュニケーション、および9回のピンチでアレックス・ベシアを鼓舞した場面について語った。
ラッシングはベシアへの対応について、「自信を与えられるなら、それが最終的に彼の助けになると分かっていた」と述べた。ベシアが満塁フルカウントの場面でファストボールを乱していると判断したラッシングは、「投球フォームで修正できるはずだと思った」と明かし、精神面の立て直しではなく具体的な調整を促したと説明した。満塁での優先事項についても「ストライクゾーンに投げられると思う球を選ぶことで、四球だけは絶対に避けたかった」と話した。
大谷翔平との連携については、ラッシングは「マウンド上の投手がどういう人間かを理解しなければ、緊迫した場面で何を言うべきか分からない」という持論を展開した。大谷が5回に崩れた場面については、「球の質に問題があったとは思わない。相手打線は得点を奪う術を知っている強力な打線だ」と語り、先頭打者への四球が失点につながったと分析した。また大谷が直近の複数登板でブリスターを抱えていたことにも触れ、「ブリスターのせいにするつもりはない。この勝利を糧にしていく」と付け加えた。今試合で大谷がカーブを例年より多く使ったことについては、「今の相手打線に対してより有効な選択肢だと判断した」と説明した。
4回に審判の判定にチャレンジした場面では、ラッシングは「ボールだと思ったから即座にチャレンジした。目で見た瞬間にボールと判断した」と振り返った。チームに残るチャレンジが1回だけだったことに気づき、「少し迷いが生じた」と認めたが、判定がドジャースに有利に覆ったことで「もう振り返らない」と話した。
ラッシングは今後の展望として、大谷との関係構築に意欲を示した。「今回の経験を踏まえて、これからもっと良い関係を築いていけると思う」と述べ、相手チームをシリーズでスイープできたことについても「10月に対戦するであろう強力な打線を相手にこうした勝ち方ができたのは素晴らしい」と語った。