ロサンゼルス・ドジャースの捕手ダルトン・ラッシングは、2026年6月7日のチーム記者会見で、山本由伸の8イニング登板、8種類の球種を操る投球術、そしてウィル・スミスの代役として先発出場した自身の成長について語った。
ラッシングは山本の投球効率を高く評価し、「8イニングを投げることは決して簡単ではなく、また彼がそれをやり遂げるのを見られたのは素晴らしいことだ」と述べた。また、「ブルペンを翌日に向けてフレッシュな状態に保てる」と付け加え、長いイニングを消化したことがチームにとって大きな利点になると話した。さらに、「彼は8種類の球種を思い通りの場所に投げられる」と語り、山本の多彩な投球への信頼を示した。
大量リードの状況を活かし、バッテリーは新たな球種や配球パターンを試みたとラッシングは明かした。「いくつか新しい試みをして、次の登板にもそれを持ち越す」と話し、今回の経験を次戦に継続して活かす方針を示した。イニング間の関わり方については、「次の打者3人に何を投げるかを確認する以外は、彼のやり方に任せている」と述べ、山本の自主性を尊重するアプローチを説明した。
ウィル・スミスが首の痛みを抱えていたため、デーブ・ロバーツ監督がラッシングを先発起用した。ラッシングは自身の役割について、「ウィルが休養を必要とする日や対戦相手との相性によって出場できるよう、攻守両面で同等の貢献をすることが自分の目標だ」と語った。また、ウィル・スミスとABSの挑戦判断を共有していることにも触れ、「ウィルと私は、いつ挑戦してよくていつしてはいけないかについて、かなり良い感覚をつかみ始めている」と述べた。
ABS対応については、「スプリングトレーニングではかなり苦手だった」と率直に認めたラッシングは、その後トラックマンシステムを活用した新たな取り組みを実践し、改善が見られたと説明した。「少し助けになっている」と話し、反復練習の積み重ねが適応につながっていることを示した。また、「本当に優れた投手も、本当に優れた打者も、シーズンが進むにつれて成長していく」と述べ、山本の今後の失速を予想していないことも明らかにした。