メジャー初本塁打を放った歓喜の日が、想像を絶する痛みとの闘いに変わった。

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アスレチックスの新人内野手ジョシュア・クロダグラウアーは、7月20日のダイヤモンドバックス戦でファウルボールを股間に受け、睾丸を破裂。フェニックス市内の病院で緊急手術を受けた。

驚くべきは、負傷した後の行動だ。5回の打席で自打球を受け、激しい痛みに襲われながらも打席を続行。数球後に中前安打を放つと、その裏には三塁の守備にも就いた。6回の守備から交代し、検査によって破裂が判明した。

この試合では、それ以前の打席でメジャー初本塁打も記録していた。初アーチを含む3打数2安打。記念すべき一日になるはずだった試合は、緊急手術を必要とする大けがと、新人離れした闘志が同時に刻まれる壮絶な一戦となった。

アスレチックスのマーク・コッツェイ監督は病院を訪問。クロダグラウアーは術後も冗談を口にするほど明るい様子で、手術は無事に終了したという。球団は10日間の負傷者リストに登録した。

コッツェイ監督も、睾丸を破裂しながら安打を放ち、さらに半イニングの守備に就いた選手はメジャー史上でもほかにいないのではないかと、その闘志に驚きを隠さなかった。

23歳のクロダグラウアーは6月29日にメジャーデビュー。最初の16試合で60打数25安打、打率.417を記録し、25安打は球団史上最多タイの好スタートだった。勢いに乗っていた新人の離脱は惜しまれるが、球団は手術が成功し、今後の生活に影響を残さない見通しであることに安堵している。

初本塁打、痛恨の自打球、睾丸破裂、そして直後の安打。クロダグラウアーが見せた壮絶な一日は、その打撃以上に、この新人が持つ並外れた闘争心を強く印象づけた。