フィジカル面の成長が投球に好影響

ドジャースの佐々木朗希は2年目のメジャーリーグシーズンで、数字以上の成長を見せている。デーブ・ロバーツ監督は、佐々木の肉体的な変化がマウンドでの存在感向上に直結していると評価している。

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ロバーツ監督は5月以降のインタビューで「彼は大きく成長した。見た目からして、より肉体的になった」と語った。「ストレングスコーチのトラビス・スミスが佐々木と懸命に取り組み、筋量と筋力の向上に努めてきた。その成果が見えるし、マウンドでの存在感も変わった。もう迷いがない。本当の自信を感じる」と続けた。

5月以降の好投が示すシーズン途中の進歩

佐々木の5月以降の登板は、フィジカル面の向上が結果に表れていることを示している。5月30日の登板では5.1イニングを投げ、被安打3、奪三振7、四球1という内容で、今シーズン10先発で防御率を4.59まで改善させた。

佐々木はこの登板後、感覚の向上について「カウント取りたい時に取れるボールになってると思いますし、そういった意味でもシーズンの中でも感覚がどんどん良くなってるような気がします。今日のピッチングは本当に一番良かったという感じはします」と振り返った。

進歩は5月以降の登板記録からも明らかだ。5月17日の先発では7.0イニングを投げ、被安打4、失点1、四球0、奪三振8と91球で好投した。これは4月12日の4.0イニング5四球の苦しい投球とは対照的な内容だった。

積み重ねてきた調整が実を結ぶ

佐々木は自身の向上について、劇的な変化ではなく、オフシーズンからの取り組みが結実したものだと説明している。「基本的にやってることは特に前の試合と大きく変えたことはないんですけど、ただ機能的に、コンディションもどんどん良くなってるので、そういうところかなと思います」と語った。

佐々木はさらに、5月以降の成功が数か月間の準備の成果であることを強調した。「ここ数日で何か変えたってわけではなくて、ただオフからやってきたことが、キャンプシーズン初めの頃で気づいたことを積み重ねてきて、その中で最後微調整したりしてはまったということかなと思います」

監督のアプローチも変化

ロバーツ監督は佐々木への対応について、過保護なアプローチから脱却したことを認めている。「確実に2024年と今年の少しの間、彼を守ろうとしていた」と振り返り、「今は必ずしも神経質になることはなく、もう少し自由にやらせることができると感じている」と語った。

この指導方針の変化は、佐々木の成熟とマウンドで見せる自信の表れを反映している。今シーズン51.0イニングで奪三振50、四球19という数字は、初期の登板で見られた不安定さから脱却しつつあることを示している。

佐々木は5月以降の好調を維持することに集中し、シーズンが進む中で持続的な成功の基盤を築いている。