試合が動いたのは終盤だった。両先発が力投を見せる中で膠着状態が続き、決着は10回までもつれ込んだ。ピッツバーグ・パイレーツは土壇場でアリゾナ・ダイヤモンドバックスを振り切り、3-2でサヨナラ勝ちを収めた。

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この試合のMVPはダイヤモンドバックス先発のメリル・ケリー。5.2回を投げて6奪三振、4安打1失点(自責点0)と試合を作った。だが味方の援護と終盤の一打が及ばず、勝敗には結びつかなかった。パイレーツのブランドン・ロウは5打数3安打2打点で、10回の決勝の場面でも打席に立ち勝利を呼び込んだ。

試合を決めたのは10回、ロウが一塁への内野安打で出塁し、ビリー・クックが生還してパイレーツが2-3と勝ち越した。この場面ではジェイク・マングムが三塁へ進んでいる。それより前の8回には、ブライアン・レイノルズが中前に二塁打を放ちロウを迎え入れ、2-2の同点に追いついていた。さらに遡る6回には、アリゾナがマックス・ケプラーの右前打でコービン・キャロルとヘラルド・ペルドモが生還し、2-0と勝ち越していた場面もあった。その裏にはパイレーツもロウの内野安打でジェイク・マングムが生還し、1点を返している。

パイレーツ先発のミッチ・ケラーは5.1回を6安打2失点(自責点2)にまとめたが、勝敗はつかなかった。ダイヤモンドバックスの継投陣は3.2回を2失点(自責点1)で守ったが、10回に勝ち越しを許した。10回を無失点で締めたメイソン・モンゴメリーが今季4勝目を挙げた。テイラー・クラークは1.1回を3安打1失点(自責点0)に抑えたものの、10回の失点が記録され今季2敗目となった。

この勝利でパイレーツは55勝52敗としてこの2連勝、地区3位につけた。一方のダイヤモンドバックスは同じ55勝52敗ながら3連敗となり、地区2位で足踏みが続く。なお、ケプラーは通算1000安打まであと1本に迫っており、ケラーは通算3000投球回まで残りわずかとなっている。