試合は初回で決まった。シカゴ・カブスが6月19日、リグレー・フィールドでトロント・ブルージェイズを16-2で下した。初回に7点を奪う猛攻が全てを物語っていた。

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この日の主役はカーソン・ケリーだった。4打数2安打、本塁打1本、6打点、2四球という圧巻の成績を残した。初回、鈴木誠也の右翼への二塁打でアレックス・ブレグマンとピート・クロウ=アームストロングが生還し先制すると、続くケリーが左中間へ428フィートの本塁打を放ち、鈴木誠也、イアン・ハップ、マット・ショーを一気に還した。この一打で0-0から0-6と試合の行方を決定づけた。6回にも四球で鈴木誠也を生還させ、リードをさらに広げた。今季の成績は打率.282、4本塁打、26打点。

カブス打線は初回だけで7得点を挙げると、6回に4点、7回にも5点を追加した。7回にはジャスティン・ディーンが右翼への三塁打でショー、ケリー、ダンズビー・スワンソンの3人を一度に還し、ペドロ・ラミレスの左翼への単打でディーンも生還。終わってみれば18安打16得点の猛攻だった。鈴木誠也は5打数3安打2打点、クロウ=アームストロングは3打数3安打1打点と上位打線も機能した。

トロントの先発ケビン・ゴースマンは初回から制球が定まらず、2回を投げて7安打7失点4四球と大炎上。今季5敗目を喫し、防御率は4.15となった。一方、カブスの先発ベン・ブラウンは6回を投げて4安打2失点4奪三振と安定した投球を見せ、今季4勝目(4勝2敗)を手にした。防御率は1.85。

なお、ゴースマンはこの試合で通算2000投球回(6000アウト換算)に到達した。また、ジョージ・スプリンガーは4打数2安打1本塁打2打点と孤軍奮闘し、通算1500試合出場まであと1試合に迫っている。カブスはこれで39勝36敗、ブルージェイズは37勝38敗となった。