デーブ・ロバーツ監督は試合後の会見で、この日の佐々木朗希の投球内容について言及し、球速こそ三桁には届かなかったものの、制球面で非常に優れた投球を披露したとの見方を示した。ロバーツ監督は、全体を通してコマンドが際立って良かったと振り返り、被弾となった一球を除けば、4回から7回にかけてのスプリッターはほぼ打たれる気配がなかったと説明した。
さらにロバーツ監督は、そのスプリッターがフォーシームと同じ軌道から入ってくるように見えたため、打者にとって非常に見分けにくい存在になっていたと述べた。全体を通して効率的に投球でき、際立った負荷もかからないまま7回を投げ切れたことは良い兆候だったと語った。
直近の登板前に取り組んでいたとされる下半身を中心とした機構面の修正についても話題に上り、ロバーツ監督は、佐々木朗希が現在マウンド上で機構面を意識しすぎることなく、勝負に集中できている状態にあるとの認識を示した。デリバリーには再現性が生まれており、以前のように何かを探りながら投げているようには見えなくなったと述べ、今はプランを実行することに専念できているとの評価を語った。
打線に関する質問では、カイル・タッカーが結果を残したことについて前向きな言葉を残し、対戦相手の投手が左打者を苦手としている状況もあって、チームにとって助けになったとの見方を示した。安定感という点ではまだ理想通りとは言えないとしつつも、粘り強く準備を続けている姿勢を評価し、この日の結果は正しい方向への大きな一歩だったと述べた。
またテオスカル・エルナンデスを含めたコーナー外野手陣の生産性についても触れ、両選手が調子を上げてくれば打線に厚みが増すとの考えを示した。現時点では期待する水準に届いていない部分もあるとしながらも、それぞれの実績を踏まえれば信頼できる存在であり、両者の奮起が今後のチームにとって重要になるとの見解を語った。