試合後の会見でロサンゼルス・ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は、この日の佐々木朗希の投球内容について、非常に感銘を受けたと述べた。球速が上がり続け、際立った集中力が見られたことに触れ、後半戦の初戦で良いスタートを切りたいという思いがそのまま結果に表れていたとの見方を示した。
ロバーツ監督は、この投球ぶりが数年前に山本由伸が見せたパフォーマンスを思い起こさせるものだったと述べた。当時の山本由伸にとってその投球が転機になったことを踏まえ、今回の佐々木朗希の好投も同様に転機となることを望んでいると語った。相手が力のあるチームであり、しかもアウェーの状況の中で、自身の感情と向き合いながらこれだけの投球を見せたことは見ていて楽しかったとし、この調子を積み重ねて自信をつけていってほしいと期待を口にした。
球速面については、100マイルから101マイルを記録する時と97マイルから98マイルの時とでは大きな違いがあると説明した。ただし、その球速が毎試合出るとは限らないとしつつも、余裕をもたらしてくれるのは確かだと述べた。加えて、スプリットのコマンドも非常に良く、空振りを多く奪えていた点を評価した。オフの間に佐々木朗希が多くの取り組みを重ね、この日の登板を楽しみにしていた様子だったとも明かし、今後もこの調子を積み上げていってほしいと改めて話した。
初回に球速表示が102マイルとなった場面については、驚きとともに思わず笑みがこぼれたと振り返った。後半戦最初の登板ということもあり、どのような内容になるか事前には分からなかったとしながらも、初回の時点でとても興奮する内容だったと述べた。
試合の展開についても言及し、マックス・マンシーが際どい球をファウルで凌いだ末に得意なコースへの球をとらえて本塁打を放った場面を高く評価した。さらに、アンディ・パヘスからムーキー・ベッツへとつながった中継プレーについても、素晴らしい送球とタッグだったと称賛し、守備面でここ最近苦しんでいた中で、こうした好プレーが出たことは大きかったと振り返った。ゲリット・コールが投げている試合で勝ち星をつかめたことは良いことだと述べ、アーロン・ブーン監督の采配についても、選手をよく知る相手監督の判断であり、こちらとしては見守るしかなかったとの考えを示した。