ロサンゼルス・ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は2026年7月3日の記者会見で、佐々木朗希がサンディエゴ・パドレス戦において球種を事前に読まれていた疑いがあるとして、映像などを精査する考えを明らかにした。
ロバーツ監督は「佐々木が投げた球すべてに対応されていた。見ていれば分かった」と述べ、パドレス打線が佐々木の投球を完全に捉えていた様子を振り返った。球種バレの有無については「調査してみないと分からないが、打者はすべての球に反応していた」と語り、断定は避けながらも調査の必要性を強調した。一方で、佐々木については翌週も先発起用を継続する方針を示し、「現時点では他に選択肢がない」と付け加えた。また、不振の原因について「球速の問題とは思っていない。空振りが取れない要因や強い当たりを許している要因は、他の変数にある」と分析した。
打線面では、トミー・エドマンの復帰がチームの得点力向上に大きく貢献しているとロバーツ監督は評価した。「トミーは大きな要因だ。チームの底上げをしてくれているし、スイッチヒッターとして質の高い打席を作ってくれる」と話した。さらに、この試合の攻撃を「ゾーン外の球を追わず、打ちたい球を仕留める。まさにそれを実践した。今夜は手本のような試合だった」と称えた。
タッカー・ラッシュの打席内容についても言及し、「サンディエゴでの試合以降、追い球が明らかに減った。打席での落ち着きが増している」と述べた。ロバーツ監督によると、ラッシュは2026年7月2日の試合で4四球を選んでおり、「追い球をやめ、自分の球を待っている。それが彼本来の姿だ」と評価した。ムーキー・ベッツについては手首に問題はなく、この試合でも好調なスイングを見せたとロバーツ監督は確認した。
ロバーツ監督は7月2日時点でドジャースが地区首位に13ゲーム差をつけていると述べ、「チームの層の厚さを示している」と語った。また、パドレスが5月18日時点では地区首位に立っていたことにも触れ、ドジャースが好調な5月を経て着実に差を広げてきた経緯を示した。佐々木については「5月は素晴らしい投球ができていた。あの水準に戻って、しっかり勝負していこう」と前向きな姿勢を示した。