ロサンゼルス・ドジャースの佐々木朗希は2026年7月3日の記者会見で、サンディエゴ・パドレス戦の先発登板を振り返り、相手打者に球種を読まれていた可能性があると述べた。
佐々木は登板中の感触について、「なかなかいいとこに投げても反応が悪かったり、空振りが取れなかったりっていう点では」と語り、好いコースへの投球でも打者の反応が鈍く、空振りを奪えない場面が目立ったと明かした。また、ファウルで逃げられる場面が多かったことも気になった点として挙げた。球種を読まれていたかとの問いには、「相手がどの球を投げるっていうのを知ってた感じはしました」と率直に認めた。
今回の登板はパドレスとの連続対戦となった。前回の登板ではカウントを悪くして打たれる場面が多かったと佐々木は振り返り、今回は積極的にストライクゾーンへ投げることができたと話した。球質についても「ボール自体は前回よりも良くなってたとは思いますけど、それでも打たれたってところではまた違った反省が必要かな」と述べ、球質の改善だけでは不十分だったとの見解を示した。ファストボールの状態は悪くなく、変化球のコントロールも前回より向上していたと付け加えた。
佐々木は投球の本質についても言及し、「相手が何が投げてくるか分からない状態にしなきゃいけないのも含めてどっちもピッチの仕事だと思う」と話した。質の高い投球を実行することと、打者に球種を読ませないことの両方が投手の責務だという考えを示したものだ。また、「中途半端な変化球を投げたらメジャーのバッターには通じない」とも述べ、球質の重要性を強調した。
相手がどの傾向を読んでいるか見当はついているかとの質問に対し、佐々木は「大体検討はついてる」と明かした。一方、球質さえ良ければ球種を読まれても打たれないと言えるかとの問いには「いや、そういうわけじゃないですね」と即座に否定し、冷静な自己分析を見せた。佐々木は「可能性がある限り突き詰めていきたい」と述べ、球種のサイン看破を含むあらゆる要因を明確にした上で次回先発に向けて準備を進める意向を示した。