ムーキー・ベッツは2026年6月28日のチーム記者会見で、完全復調を宣言する準備はまだできていないと明かした。
ベッツはここ2週間の状態について「感覚が普通に戻ってきた。また野球選手として戦えると感じている」と語った。ただし完全復調の宣言については「まだその時ではない。これからも続けていくしかない」と述べ、慎重な姿勢を崩さなかった。
打撃改革の核心について、ベッツは毎日ゼロから積み上げるアプローチを説明した。「毎日ゼロから始めて積み上げていく。それが毎日同じ状態を作る一番の方法だ」と話した。また、以前は特定の動作のきっかけを探してケージで何千回もスイングしていたと振り返り、現在は機械的な動作を考えるのではなく、毎日身体そのものをトレーニングしていると付け加えた。ベッツは「27歳のときのやり方を33歳の自分に当てはめようとしていたが、それは機能しない」と述べ、現在の自分が何者かを学び直す必要があったと明かした。
この新たなアプローチの確立には、ドジャースの打撃コーチ陣とフレディ・フリーマンの存在が大きかったとベッツは話した。「打撃コーチたちが助けてくれた。フリーマンも明らかに助けてくれた。チーム全体の取り組みだった」と述べた。また、ベッツはフリーマンが第5イニングで相手投手キングが制球を乱した際に好打席を見せたことを評価し、「ゾーンを探している間が攻め時だった」と振り返った。
マソン・ミラーとの対戦がなかったことについて問われると、ベッツは「気にしない。やったー、という感じ。何を言えばいいのか分からない」と笑いを交えて答え、話題を軽くかわした。ベッツは毎日ゼロから始めることで以前ほど多くのスイングが不要になったとも述べており、2026年シーズンの残り試合に向けて新たな日課を継続する意向を示している。