ロサンゼルス・ドジャース山本由伸は2026年6月20日の記者会見で、ボルティモア・オリオールズ戦での苦戦の主因としてスプリットの感覚の遅れと、積極的な打者へのカーブの制球ミスを挙げた。

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山本は「スプリットの感覚が良くなっていたのが、結構後のイニングになってしまった」と述べ、序盤は他の球種でやりくりしながら投球を続けたと明かした。スプリットの変動については「落ちるところが緩やかになったり、当てやすいようなスプリットになったり」と説明し、わずかな変化が打者に有利な状況を生んだと語った。

オリオールズの打者アレクサンダーへのカーブについては、「内側に入りましたけど、もう1球分でも外側に行ければ」と振り返り、わずかな制球の差がゴロアウトにつながった可能性があったと話した。相手打線の積極性については「よくあることで、それを想定している」と付け加え、事前の想定内だったと述べた。

山本はスプリットの微妙な変動——深さ、タイミング、落下角度の差——は日常的に管理が必要な現象だと説明した。「よくあることではあるんですけど、本当ちっちゃなことで」と話し、感覚を探りながら投げ続けることが今回の登板で最大の課題だったと明かした。

10年以上のプロ経験を持つ山本は、感覚が戻らない場面への対策を複数持っていると語った。ただし「そんな甘い試合ではないので、うまくいかない時もあります」と冷静に認め、経験があっても試合が常に思い通りになるわけではないという認識を示した。