このページには、まだ確認済みの年俸行が表示されていません。MLBでは、昇格した若手選手やマイナー契約の選手も、メジャー登録中はメジャー最低年俸などを基準に日割りで給与が発生します。2026年のMLB最低年俸は78万ドルで、登録1日あたりでは概算で数十万円規模(数千ドル)になります。実際の金額は登録期間や契約条件によって変わります。※サービスタイムは給与とは別に登録日数で積み上がり、172日で1年として扱われます。
カナダ出身の左腕投手制球と複数球種の組み立てが持ち味2026年にメジャーデビュー
ミッチ・ブラットは、カナダ・オンタリオ州ニューマーケット出身の左腕投手。2021年のMLBドラフト5巡目、全体134位でテキサス・レンジャーズから指名され、先発投手としてマイナーリーグを上がってきた。
野球を始めたきっかけは、地元ニューマーケットでジュニアチームを指導していた父ブライアンだった。幼い頃から父について球場へ通い、選手たちに交じってボールを投げていたが、15歳になる頃には親子で意見がぶつかるようになった。ブラット自身も、次の段階へ進むには父を「コーチ」ではなく、助言してくれる父親に戻す必要があると考え、別の指導者のもとへ移った。
高校最後の年には、新型コロナウイルスの影響でカナダ国内の野球環境が止まった。それでも投球を続けるため、近所に住む友人と木製ベッドの枠を2台並べ、後ろにタイヤを置いて傾斜をつけ、即席のマウンドを作った。やがて家族と相談して単身ジョージア州へ渡り、ウエストバージニアのサマーリーグを経て、2021年のドラフト指名は両親とホテルの一室で迎えた。整った環境を待つのではなく、投げる場所そのものを自分たちで作った時間が、プロへの道をつないだ。
19歳で出場した2023年WBCでは、米国代表を相手に1回を終えられず6失点を喫した。それでも本人は、決して気に入った記憶ではないとしながらも、その登板を当時の「キャリアのハイライト」に挙げた。3万人以上が相手を応援する舞台で打ち込まれた経験を、いつか米国代表と再戦し、今度は少しでも良い投球をするための動機に変えている。失敗を消すのではなく、次に投げる理由として抱えている左腕だ。
2025年はダブルAで146奪三振を記録。シーズン途中、メリル・ケリーとのトレードでコール・ドレイク、デービッド・ハガマンとともにダイヤモンドバックスへ移籍した。移籍後も先発として投げ、同年オフには40人枠へ加えられた。
2026年6月24日のカージナルス戦でメジャー初登板初先発。3回を2安打1失点、3奪三振で投げ、球威で押し切るのではなく、ストライクを先行させながら打者の反応を読む持ち味をメジャーの舞台でも示した。
同年7月12日のドジャース戦では、負傷したザック・ガレンに代わって先発。初回に大谷翔平から先頭打者本塁打を浴び、3回3失点で降板したが、チームは救援陣の無失点リレーで逆転勝利した。ブラットにとっては、メジャーの強打者を相手に制球と配球の精度をさらに高める必要性が表れた登板でもあった。
制球と組み立てを武器にする先発型左腕
年度別成績、契約情報、フルアーカイブ。
| 年度 | チーム | 勝 | 敗 | 防御率 | 試合 | GS | セーブ | 投球回 | 安打 | ER | 与四球 | 奪三振 | WHIP |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026 | ARI | 0 | 0 | 5.06 | 3 | 0 | 0 | 10.2 | 13 | 6 | 6 | 7 | 1.78 |
| 通算成績 | — | 0 | 0 | 5.06 | 3 | 0 | 0 | 10.2 | 13 | 6 | 6 | 7 | 1.78 |