石川ケニーは、ジョージア大学の外野手兼投手(左投げ左打ち)。2026年のMLBドラフトでレッズから13巡目指名を受け、2025年のNPBドラフトではオリックスが交渉権を持つ。いずれとも契約前で、進路はまだ決まっていない(2026年7月時点)。
ジョージア大学の外野手兼投手。左投げ左打ち。2026年のMLBドラフトでレッズから13巡目(全体392位)で指名された。前年2025年のNPBドラフトではオリックスが6巡目で交渉権を獲得している。いずれとも契約前で、大学に在籍している(2026年7月時点)。
横浜の出身で、明秀学園日立高校でプレーした。卒業後は亜細亜大学へ進み、その後渡米。シアトル大学を経て、2026年にジョージア大学でプレーした。同年はカレッジ・ワールドシリーズに出場し、初戦のテキサス大学戦では7回に2点適時打を放ち、7-1の勝利に貢献した。
投打の両方を続けているのは、どちらか一方を選べなかったからだ。本人は「両方が本当に好きで、どちらをやりたいか決められなかった」と語り、「投げて打てるのは、その分だけ楽しい」と話す。投打ともに良い日については「マウンドでも打席でも良い日は、自分にできる最高のことに近い」と表現する。決められた全体練習に加えて投球練習は自分で時間を取って続けており、指揮官のウェス・ジョンソンは「これだけ投打の両面が高いレベルにある選手は見たことがない」と評している。
環境を変える決断も自分で下してきた。シアトル大学からの移籍先を選ぶ際は「1週間で決める」と期限を区切り、初日の夜に電話をくれたジョージアのジョンソンが二刀流育成の明確な計画を示したことに惹かれて決めたという。シアトル大学時代の監督ドニー・ハレルは「これほどの情熱と喜びを持ってプレーする選手は、今の最高峰でもなかなか見られない。素晴らしい人間で、言葉と文化に適応しながら学業でもよくやった」と人柄を評している。
評価の軸は打者としての内容にある。コンタクト力と選球眼を備え、2026年のジョージアでは38試合・125打数で打率.336・3本塁打・21打点、出塁率.475、28四球に対し三振11と、四球が三振を大きく上回った。守備は主にコーナー外野を務めた。
投手としては、2026年2月に打席で死球を受けて足を骨折し、約1か月離脱した。復帰後は状態を取り戻すのに苦しみ、本人も「今はやるべきことができていない。投打ともタイミングの感覚をまだ取り戻している最中だ」と率直に語っていた。投手成績は1勝1敗・防御率14.44・14回1/3。プロで投手を続けるかを含め、今後の役割はまだ決まっていない。
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