サンフランシスコ・ジャイアンツのトニー・ヴィテロ監督は2026年6月16日の記者会見で、アトランタ・ブレーブスとの試合が雨天中断となった経緯と、今後のダブルヘッダーに向けた対応策を詳しく説明した。
ヴィテロ監督は試合開始の判断について、グラウンドキーパーの準備と予測困難な天候を踏まえれば妥当だったと述べた。「グラウンドキーパーは懸命に作業してくれた。ここの天気はそういうものだ」と語り、試合開始を約20分遅らせてグラウンドの整備時間を確保したことも明かした。グラウンドキーパーは午後9時30分頃に雨が止んでフィールドが最良の状態になると見込んでいたが、その後に2度目の降雨が到来し状況が悪化した。ヴィテロ監督はダグアウトの最上段に立ってフィールドの状況を見守り、「本塁付近が最もひどい状態で、雨が降り続いた。ぬかるんだように見え始めた」と振り返った。
中断の決定については、審判団や経験豊富な関係者に判断を委ねたとヴィテロ監督は話した。「私は最も発言力が低い立場だった。選手が負傷するのを見たくないという以外、ほとんど口を挟む余地はなかった」と述べ、審判団が「やや判断の難しい状況だった」と表現していたことも紹介した。また、選手の安全を最優先に考えており、「2人目の負傷者を出したくない」という思いが最大の懸念だったと明かした。先発投手陣については、「彼らは一日中登板に向けて気持ちを高めていたのに、非常に難しいコンディションで投げることになった」と同情を示した。
ダブルヘッダーへの対応としてヴィテロ監督は、まずロビーを中心に投手起用を整理・調整することを優先すると説明した。第2試合では27人目の選手を追加登録できることにも触れ、「誰を選ぶかはこれから決めるが、先発とブルペンの運用に影響する可能性がある」と述べた。また、ゲージがシリーズ終了前に27人目の候補として有力であることを示唆し、「おそらくゲージはシリーズ中に何らかの形で起用される。そうなれば明日への準備が少し楽になる」と付け加えた。なお、27人目の追加登録は第1試合ではなく第2試合のみ適用されるとヴィテロ監督は説明した。