ロサンゼルス・ドジャースが2026年6月26日から28日にかけて、サンディエゴのPetco Parkでサンディエゴ・パドレスと3連戦を行う。ドジャースはナショナルリーグ西地区首位に立ち、勝率.633(50勝29敗)でシーズンを送る。直近10試合は6勝4敗で、得点34・失点43と打線・投手陣ともに安定感を欠く場面もあった。一方のパドレスは同地区2位、40勝37敗・勝率.519でゲーム差9と首位を追う立場だ。
パドレスは直近10試合を5勝5敗で乗り切り、得点42・失点36と投打のバランスは取れている。地区差を縮めるうえでホームでの3連戦は重要な意味を持ち、ドジャースとしても首位固めのために落とせないシリーズとなる。
日本のドジャースファンにとって最大の注目点は、佐々木朗希と山本由伸の両右腕が連日登板予定であることだ。第1戦(6月26日)に佐々木朗希、第2戦(6月27日)に山本由伸が先発予定となっており、2試合連続で日本人投手がマウンドに上がる。山本由伸は2026年シーズンを通じて安定した投球を続けており、直近の状態も上向きだ。佐々木朗希は課題を抱えながらも奪三振能力の高さは健在で、Petco Parkでの投球内容が注目される。
ドジャース先発陣を戦力別に見ると、第2戦に登板予定の山本由伸が軸となる。2026年シーズンは14先発で7勝5敗・防御率2.65・WHIP0.87・86奪三振(91.3回)と高水準を維持。直近3先発では22.1回を投げ防御率2.01・WHIP0.49と、シーズン成績をさらに上回る内容を見せており、このカードでも中心的な役割を担う。第1戦に登板予定の佐々木朗希は13先発で3勝4敗・防御率4.76・WHIP1.29・70奪三振(68.0回)。シーズン成績は安定感を欠く部分もあるが、三振を奪う力は維持している。第3戦に登板予定のエメット・シーハンは14先発で3勝5敗・防御率5.32・WHIP1.30・76奪三振(67.3回)。直近3先発では9.2回で防御率10.24・WHIP2.17と苦しんでおり、ドジャースにとってこの試合の投手起用が鍵を握る。
パドレス先発陣では、第1戦に登板予定のランディ・バスケスは、2026年シーズンは15先発で6勝5敗・防御率4.17・WHIP1.40・59奪三振(77.7回)。直近3先発では12.1回で防御率8.76・四球7と状態を落としており、ドジャース打線にとっては攻略の糸口となりそうだ。第2戦に登板予定のルーカス・ジョリトは5先発で2勝3敗・防御率5.16・WHIP1.85・18奪三振(29.3回)。直近3先発では10.2回で防御率5.91・四球10と制球に苦しんでおり、ドジャース打線が攻略できるかが焦点となる。第3戦に登板予定のマイケル・キングは16先発で5勝6敗・防御率3.23・WHIP1.16・78奪三振(92.0回)とシーズンを通じて安定。直近3先発では18.0回・防御率3.00と堅実な内容を維持しており、シリーズ最終戦を締める存在として注目される。
パドレス打線では、フェルナンド・タティスの状態が上向いている点に注意が必要だ。2026年シーズンは打率.284・2本塁打・26打点(292打数)だが、直近14日間では打率.360・OPS.856と数字を伸ばしており、ドジャース投手陣にとって要注意の存在となる。ゲイビン・シーツは打率.228ながら12本塁打・OPS.763と長打力を持ち、タイ・フランスは直近10試合で打率.156と状態を落としている。ザンダー・ボガーツは打率.228・8本塁打・29打点、ラモン・ラウレアーノは打率.203・7本塁打と中軸を形成する。クローザーのメイソン・ミラーは21セーブ・防御率0.84・WHIP0.84・63奪三振と圧倒的な数字を残しており、終盤のリードを守り切る能力は際立っている。
シリーズの焦点は複数ある。第1戦は状態を落とすバスケスに対して佐々木朗希が主導権を握れるか、第2戦は山本由伸が直近の好調を維持してジョリトの制球難を突けるか、そして第3戦は苦しむシーハンがパドレス打線を抑えられるかどうかだ。ゲーム差9を縮めたいパドレスと、首位固めを狙うドジャースの攻防は、Petco Parkで3日間にわたって繰り広げられる。